もしもに備えて
2016年06月22日
ここ数日、雨が続いていますね。
お外に出られなくてちょっと残念そうな様子の子どもたちですが、
お部屋の中でも大好きなおままごとやブロック遊びでじっくり遊んだり、
お友だちと少しづつ関わりを持ち、一緒に遊ぶことを楽しむ様子もみられます。
他者に関心を持ち、関わろうとする姿に、成長を感じるこの頃です。
さて、今日は少しまじめなお話です。
さて先日、エリア支援保育所から保健師さんや保育士さんをお迎えして
SIDS(乳幼児突然死症候群)などについての研修を行いました。
それまで元気で、ミルクの飲みもよく、すくすく育っていた赤ちゃんが、ある日突然死亡する。
これが乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome-SIDS)という病気です。
日本でも年間で100名以上のお子さんが亡くなっており、
乳児の死亡原因の中でも大きな比率を占めている病気です。
園でも、うつぶせ寝をさせない、睡眠中は15分おきに呼吸や顔色をチェックするなど、
普段から気を付けて保育を進めていますが、
緊急時に落ち着いて対応できるように研修を通して訓練をしています。
今日は緊急時の対応方法、人形を使って実際にどう動いていくかのシュミレーション、
AEDの操作方法や注意すべきことを再度確認しました。
これからもエリア支援保育所や内外の研修、日常の話し合いを通して、
保育の質の向上に努めていきたいと思います。